サフィール踊り子（6名個室）子連れ乗車が超絶楽だった

海岸線をラグジュアリーな空間で楽しめる観光列車「サフィール踊り子」。 今回は6名個室に6歳息子、3歳娘を連れて乗車しました。

予約方法や子連れ乗車の際のポイントなども併せて、乗車体験をシェアしたいと思います。

サフィール踊り子とは？

JR東日本が運行している、東京と伊豆急下田を結ぶ観光列車です。

1日多くて2本しか運行していないため、旅行の直前に「乗ってみよう！」と思ってすぐに予約できる電車ではありません。予約にはそれなりの労力を要します（後述）。

毎日運行しているのは東京発着の便で、新宿発の便は土休日のみの運行となっています。

始発から終点までの所要時間は2時間半〜3時間。
同じ区間でも出発時刻によって所要時間が少し異なります。より長い時間車内を楽しみたい場合は、事前に時刻表を確認し、最適な便を選ぶことをおすすめします。

今回の旅では、目的地は伊豆高原でしたが、車内を満喫するために終点の伊豆急下田まで乗車し、その後、鈍行列車で伊豆高原まで折り返すことにしました！

どの区間で海岸線を見れるのか？

小田原を過ぎたあたりから美しい海岸線が広がります。

さらに伊豆熱川を過ぎると、列車は海岸線ぎりぎりを走り、迫力のある絶景を楽しむことができます。このエリアでは列車の速度が落とされるため、よりじっくりと風景を満喫できます。

これは普通の特急列車でもそうですが、東京から伊豆へ向かう場合、海が見えるのは左側の窓になります。左側席から埋まってしまうのは、このためです。予約の際は注意しましょう。

予約方法とポイント

個室予約について

サフィール踊り子のグリーン個室についてですが、ネット予約はできません。

乗車日の1ヶ月前の午前10時から「みどりの窓口」または「指定席券売機」でのみ予約可能となっています。

よって、仕事中に傍でこっそり予約、、なんてことはできません。

途中、仕事を抜け出すして予約を試みるか、発売日に休んでトライするしかありません。

今回、私は仕事を休んで、乗車日1ヶ月前の朝 9:50に窓口到着しました。

が、その時点ですでに窓口に2名待機しており、既に取得できるか不安な気持ちになりました。

どうせ休むならもっと早く窓口に行けばよかったです（反省）

オープン前の窓口で待っていたら、販売員さんにあなたは「３番目です」と案内され、予約できることを祈りながら待つことに。ちなみに待っている間に、取得したいチケットの概要を申込用紙のようなものに書き込みます。

そして、ようやく案内されたのは、10時10分頃。

プリセット１

xx月xx日xx時発、4名個室でお願いします！（平日乗車）

プリセット４

既に完売しています。

あ、、6名個室なら、、まだ空いていますよ。

ということで、危なかったですが、運よく6名個室を予約することができました。

ちなみに、指定席券売機で予約した方が早かったのかもしれないですが、この臨機応変な対応が確実にできそうな気がしたので、窓口を選択しました。

プレミアムグリーン席、グリーン席

ちなみに、個室ほどではないですが、プレミアムグリーン席、グリーン席も割とすぐに埋まってしまいます。プレミアムグリーン席は特に人気が高いので、こちらを予約する際も、発売日のなるべく早い時間帯で予約をしましょう。

グリーン個室（6名）の価格

価格はこちら（2024/4現在）。

個室料金：　　　　　 22200円
乗車賃（大人2、子1）：5900円
——————————–
合計：　　　　　　　 28100円

ちなみに4名個室と6名個室では、そこまで大幅に価格が変わるわけでありません。4名個室がダメなら、6名個室でチャレンジできるよう準備をしておくといいかもしれません。

乗車レビュー

苦労してとった、個室。

子供たちは体調不良とならずに、無事当日を迎えることができました！

いよいよ、乗車です！

まず、車両に足を踏み入れると、ガラス張りの明るい空間が待っています。

左側に個室が並んでいます。

そして、いよいよ個室に入ります！

「ホテルみたーい！」と息子。

上にも下にも窓があるのでかなり開放感があります。

そして、室内は重厚感があるインテリアでまとめられていて、高級感があって素敵です！

海をモチーフにした装飾が施されています。

ホテルのような空間にうっとりします。

室内のゴージャス感は写真では伝わりにくく、実物の方が高級感があります。

ちなみにに何か用事がある場合は、札をドアのぶにかけておけば、乗務員さんが声をかけてくれるシステムになっています。

ラグジュアリーですね〜。

車内探索

車内を探索してみました。

1号車がプレミアムグリーン席。予約した方以外の立ち入りは禁止されています。

車両越し見る1号車は、車両全体がガラス張りでかなり開放感がある空間になっていました。子供がもう少し成長して静かに過ごせるようになったら、乗ろうと思います。

そして、2号車、3号車がグリーン個室。

4号車がカフェテリア。

5〜8号車がグリーン席となっています。

4号車のカフェテリアに来てみました。

カフェテリアは、インダストリアルな雰囲気にまとめられていて、これまた素敵な空間です。

ちなみに、個室乗車の場合でも、カフェテリアを使うことはできるのか聞いたところ、個室の場合は、専用アプリで頼むかドアノブに札をかけて注文し、個室でいただくそう。

つまり、個室乗車の場合カフェテリア車両で食べることはできないのだそう。残念。

次回、プレムアムグリーン席やグリーン席を利用した際に、こちらの空間を使わせてもらいましょう。

座席に戻って、アプリで発注します。

どれにしようかな〜。

特性肉味噌じゃじゃ麺にしました！

ちなみにミネラルウォーター付きでお値段2000円なり。

はい。結構、いい値段します。

でも車内で調理したのがわかる、本格的なお味で美味しかったです！

ちなみに子供には少し勿体無い価格なので、子連れ乗車の場合は、事前に子供用のお弁当などを用意しておくことをオススメします！

変わりゆく絶景

熱海-伊東の景色。

伊豆熱川-伊豆稲取区間は、海外線のかなりギリギリのところを走ります。

かなり迫力がある景色です！

ちなみに、最初、伊豆高原までしか切符をとっておらず、車内で降車駅の変更を申し出たところ、一応受けてもらえました。

基本的に6名個室は入替がないそうなので、そのまま乗車して問題ないとのこと。

ただ確証はないので、誰か乗ってきたら、4名個室が空いているのでそちらに移動してください。とのことでした。

もし当日、終点まで乗りたい！と思ったら、交渉してみてもいいかもしれません。

子連れ乗車が最適な理由

新幹線や在来線を間近で見ることができる！

途中、新幹線や在来線と並走する場面があり、大きなガラス越しで間近に電車を見ることができます。電車好きのお子さんにはたまりません。

出発早々、新幹線と並走。

途中、熱海駅で別の観光列車に遭遇。

子供を注意しなくて済む

騒ごうが、歌おうが、物を落とそうが、他人に迷惑をかけることが一切ありません。

特急列車や新幹線で子供がぐずると、人の目が気になってしまい、大人が休めずに終わってしまうのですが、その心配がなく、親がリラックスして移動できます。

赤ちゃんと乗車の場合、部屋でおむつ替えも授乳もできてしまうので、本当に快適だと思います。

いくら窓からの景色が絶景であっても子供達は、後半飽きてしまったので、我が家は後半歌いながら過ごしました。

まとめ

サフィール踊り子の6名個室は、快適さとプライベート空間を両立した贅沢な選択肢。 絶景を楽しみながら、リラックスした旅を満喫できました。

予約は難しいものの、取れれば最高の体験ができます。 特に家族やグループ旅行におすすめです！

Koromi

YouTuber / ２児の母

YouTube

家族で国内旅行を楽しむ主婦。
17年の会社員→国内旅行のブログ、Youtube発信。