風っこストーブ遠野号に乗車!
こんにちは!koromiです。
今回は、特別な列車に乗ります。その名も『風っこストーブ遠野号』。
冬限定で運行される、ストーブ列車の魅力をたっぷりご紹介します!
風っこストーブ遠野号とは??
風っこストーブ遠野号は、JR東日本のイベント列車『びゅうコースター風っこ』を使用した冬季特別運行列車です。
びゅうコースター風っこは、元来、外の風を感じながら走るトロッコ列車なのですが、この時期は、車内にはダルマストーブが設置され、車内を暖かく保った状態で走ります。
ストーブの温もりと、車内のレトロな雰囲気、冬の美しい車窓が大変魅力的な列車です!
風っこストーブ列車は大人気
盛岡駅在来線乗り場に到着しました。
出発時間より少し前に到着したのですが、すでに入線していました。。(入線が見れずに残念)

正面にストーブの絵が書いてあるのが可愛いらしいですね!
車体は、緑とクリーム色のツートンカラー。風をイメージした模様が描かれています。
すでに電車の前では、これから乗車する方たちの撮影大会が始まっています笑

現在は、窓ガラスが固定されていますが、夏はこのガラスが外され、風を感じながら乗車します。

乗車!
それでは、乗車してみましょう!
入った瞬間、まるで昔のローカル列車にタイムスリップしたような雰囲気に包まれます。

まず目に入るのが、車両の端に設置されたダルマストーブ。

モクモクと煙が充満していて懐かしさいっぱいです!
座席は木製。長時間座るには少し硬めの座席です。それはそれで味があります。

各ボックス席には、木製テーブルが設置されており、テーブルにはドリンクホルダーも付いています。
そして天井を見上げると、骨組みが剥き出しのデザインに。無骨で味のある雰囲気が漂います!さらに照明は白熱灯で、温かみのある光を演出しています。

昔の客車の雰囲気を大切に残しているのがわかります。
ストーブはまるで屋台!
さて、ダルマストーブでは、乗客が持ち込んだ食材を自由に温めることができます。
ソーセージやおにぎり、ホットドッグなど、みんな思い思いの食べ物を網の上に並べて、じっくりと温めています。

温まったら、自分の座席に持ち帰ってゆっくり味わうのが、この列車の楽しみ方。車内にはほんのりと燻製のような香ばしい香りが広がり、どこか懐かしく、心がほっとするような雰囲気になります。
冬の寒さの中、ストーブの温もりに包まれながら味わうアツアツの食べ物… これは、ただの移動手段ではなく、“旅そのものを味わう”列車ならではの醍醐味です。
車窓に広がる雪景色
風っこストーブ遠野号のもう一つの醍醐味が、車内の暖かさと外の寒さのコントラストです。
外は氷点下でも、ストーブのおかげで車内はポカポカ。この寒暖差があるからこそ、ストーブ列車の魅力が際立ちます。
まとめ
ストーブのぬくもりと車内に広がる香ばしい匂い、そして窓の外に広がる雪景色。そのすべてが、どこか懐かしく、心をほっとさせてくれます。乗客同士が自然と会話を交わし、食べ物を温めながら楽しむひとときは、この列車ならではの魅力。寒い冬だからこそ味わえる、温かくて心に残る旅でした。
皆さんも機会があれば、ぜひこの冬限定の列車に乗ってみてください!